特別定額給付金オンライン申請が手間取った

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本日、1人10万円の特別定額給付金の申請手続きをしたが手間取ってしまった。PCで使えるICカードリーダライタを持っていなければ対応スマートフォンでしかオンライン申請はできない。そのためiPhoneから登録するのだけれど、その前にどんな段取りか確認しようとマイナポータルの「申請はこちら」をクリックして先へ進んでみたのが失敗の始まりだった。その恥ずかしい顛末を残しておく。

オンライン申請方法は2種類
オンライン申請の方法や事前に準備するものなどを確認するためMacでマイナポータルへアクセスした。オンライン申請方法は、PCを使う方法とスマートフォンを使う方法とがある。PCだとマイナンバーカードに対応するICカードリーダライタか、対応するAndroidスマートフォンが必要。スマートフォンだと、iPhone7以降か対応するAndroidスマートフォンが要る。そして、どちらの場合も世帯主のマイナンバーカードが必要である。

それと、銀行の通帳。写真を撮って添付することになるので。

手続きに手間取った原因
ピッタリサービス」へ遷移すると地域を選択して特別定額給付金の申請手続きに進めるようになっていた。申請には「マイナポータルAP」のインストールが必要だそうで、AppStoreのリンクから「マイナポータルAP」をダウンロードしてSafariに機能拡張としてインストールした。その先の手続きに進むとやはりICカードリーダライタが必要だったため手続き続行は断念。結局何を入力する必要があるのか分からず、参照する書類を事前に用意しておくことはできなかった。これが手間取った原因である。

  • スマートフォンで申請するならPCでは余計なことはしないこと
  • 最初にアプリをスマートフォンにダウンロードしてから申請を始めるとスムーズ
  • iPhoneのSafariでプライベートブラウズを使っている場合はオフにしておく(デフォルトではオフのはず)

iPhoneXから1時間半かかって登録
本登録のためにiPhoneのSafariでマイナポータルへアクセスし、AppStoreへ遷移して「マイナポータルAP」をダウンロード。アプリを起動して「ピッタリサービス」をタップして先へ進む。WebサイトはSafariで開かれてPCのときのように地域を選択して特別定額給付金の申請手続きに進める。動作環境の確認をしてメールアドレスを入力、氏名・住所・振込口座などを入力して、電子証明書を送付するためにマイナンバーカードの読み取りを開始する。パスワードは続けて失敗するとロックがかかるので慎重に入力して認証されるが、スキャンを始めずAppStoreの「マイナポータルAP」アプリのページへ遷移してしまう。閉じてSafariに戻っても読み取れていない。再度スキャンしようと思ってもボタンはグレーアウトして反応を受け付けない状態になっている。「戻る」ボタンで戻ってやり直しても同じ症状だった。最初から何度も同じ情報を入力してやり直しても駄目。MacのSafariで解決策を検索しながらやり直していたら気づいた。

AppStore「マイナポータルAP」アプリのページを閉じてiPhoneのSafariへ戻るとMacのSafariと同じWebサイトが開いている。おかしいな、変だな、MacとiPhoneのSafariは同期してるんだ!ということで、MacのSafariに機能拡張としてインストールした「マイナポータルAP」をアンインストールしてSafariを閉じ、iPhoneで「マイナポータルAP」アプリを起動して「ピッタリサービス」をタップして先へ進んで手順を踏めば、ちゃんとスキャンできてサクッと申請書が送信できた。

この時点では送信を受け付けただけで、2〜3日後に自治体の受付窓口に届く仕組みになっている。申請先の自治体で受領したら、またメールで知らせてくれる。

手間取った言い訳
とある議員さんの申請体験談でPC→AppStore→スマホなど多く遷移させれたというFacebookの投稿を、とある学長さんが「何でそんな仕様にした?」とかシェアしてたのを見たのが良くなかった。最初からスマートフォンでやってれば電子署名をまい自分のメディアリテラシーの低さに嫌々させられる体験だった。